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元本保証という病

*おことわり*
このブログは元々外貨建債券による長期投資を広めようと思って作ったのですが、諸般の事情から「ぁゃしぃ投資話」や「ぁゃしぃ有価証券」のネタばらしが主体となっております。

そういうわけで今回は、前回の「未公開株」に続いて「元本保証の高金利」について語ろうと思います。

最近某増田俊男とかいう人が、パラオ共和国の銀行の円定期預金と称してお金を集めて問題になっているそうです。
そもそも日本の証券免許とか外国銀行の支店登録などをしていない一介の評論家がお金集めしていいのかという法制上の問題はありますが、それは置いといて今回は「高金利預金」の落とし穴について語ろうと思います。

さて、この問題を論ずるためには以下のことを前提として考える必要があります。
①元本保証とは「その会社が潰れなければ後で元本は戻ってきます」の略である。
②金利は、一にカントリーリスク、二に発行体(金を借りた会社)の信用度で決まる
③預金の利子は金融機関がそれ以上の金利で融資した結果である


一つ一つ解説します。
①貸したお金が返ってくるのは、貸した相手が仕事をしてお金を払ってくれるからであり、貸し先が「金なら返せん」という状態になってしまったら、どうにもなりません。アルゼンチン国債とかマイカルの社債だって、破綻しなければ元本保証だったんです。

②金利というものは通貨によって違います。格付けがトリプルAの国際金融機関が出している債券でも、ドル建が4%で南アランド建が10%だったりします。
どうしてそうなるかというと、①のような説明になりますが
「通貨とは、その国家が崩壊したら霧消してしまう価値だから」
ということです。
政治不安や経済破綻で存続が疑われるような国家の通貨はとんでもなく高金利です。

次に、金利は貸す相手によって上下します。
某証券会社の証券担保ローンは3%台です。何でそんな金利で貸せるかというと、融資先の人の持っている有価証券を自分の金庫で預っていて、ほぼ取りっぱぐれがないからです。他方、パチンコ狂いの多重債務者にお金を貸す人はあまりいません。踏み倒しリスクが高すぎて、法定金利の約20%をとっても割りに合わないからです。

③預金の利子は自動的につくわけではありません。
日本の銀行の利息というのは一に融資先の金利、二に日本国債の利子によってまかなわれています。サブプライム問題でコケた某イーバンク*とかは別としまして、普通の銀行は一般大衆から集めたお金を誰かに貸して得た利息から、銀行員の高い給料とか高い不動産費とか職員ならタダのような料金で利用できる保養所の維持費用とかをさし引いたお金を利息として預金者に与えるビジネスモデルです。
そうして集めたお金を、融資先のリスクに見合った金利で、できるだけたくさんの人に貸し出すことでリスク分散を図っています。

…以上のことを総合して考えると、ハワイの霊園業者(だったかな)に預金の大半を融資して焦げ付いた外国銀行の「元本保証」にはほとんど意味がないということがわかると思います。

わからないとしたら私の作文力が悪いのです。
わからない人はコメントで何がわからないか教えてください。




ソース(参考文献)
NIKKEI NETの記事より
インターネット専業のイーバンク銀行の2007年9月中間期決算は、50億円程度の最終赤字(前年同期は6億円の赤字)になったもようだ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に絡み、有価証券の評価損が約35億円に上った。







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ジャンル : 株式・投資・マネー

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