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証券取引等監視委員会が指摘したコスモ証券の非道な営業とは?

先日の記事で、
「リアル証券の人にとっては、投信を売って3%手数料を取り、儲かったら売らせてまた新しい投信を買わせて3%取り、損したら損切りさせてまた新しい投信を買わせる。それが一番儲かるからです。」なんて書いたら、本当にそういう事件が起こってしまいました。

コスモ証券、「回転売買」で手数料荒稼ぎ 読売新聞
証券準大手「コスモ証券」(大阪市)で、投資信託の販売の際に次々と別の商品への乗り換えを勧めるなどの「回転売買」が、手数料稼ぎのために繰り返されていた可能性が高いことが、証券取引等監視委員会の検査でわかった。
 販売先の多くは高齢者で、手数料収入は数億円に上るという。監視委は、適正な勧誘を義務付けている金融商品取引法違反に当たるとみて、同証券の行政処分を金融庁に勧告する方針で検査を進めている。
中略
監視委の検査では、本社の営業担当幹部が各支店を通じて回転売買を指示していた。
同証券の投信の預かり資産残高はほとんど変化がないにもかかわらず、手数料収入は増えていたという。


証券取引等監視委員会はこう指摘しています。
法令違反その他の不適当な勧誘行為が組織的かつ多数行われそれが看過されているなど、経営管理態勢及び営業管理態勢に重大な不備が認められる状況
コスモ証券株式会社(以下「当社」という。)は、投資信託の主力商品として、平成20年11月以降、ブル型・ベア型の投資信託(以下「ブルベア投信」という。)の取扱いを開始し、同21年3月以降は、これに替わり、毎月分配型投資信託の4銘柄(以下「毎月分配型4投信」という。)の販売に注力していたが、当社において、当該主力商品に係る営業に関して、下記のとおり、コンプライアンスよりも収益(手数料等)を優先する考えのもと、法令違反その他の不適当な勧誘行為が業務組織を通して多数行われ、それが看過されているなどといった状況が認められた。
中略
なお、当社においては、適切な業務運営を図る責任のある社長をはじめとする経営陣が上記のような法令違反その他の不適当な勧誘行為や内部管理態勢の不備につき、これを是正すべく指導・管理をしたというような事情は、今回検査において把握されていない。
以下略  問題の全容は証券取引等監視委員会のページをご確認下さい。

…もうこれは「非道な行い」と言っても差し支えないでしょう。
しかも、こういうことを店ぐるみ、会社ぐるみで行っていたことが大きな問題です。
キレイ言かも知れませんが、店舗展開する「リアル証券」が取る高額な手数料は、資金運用に不慣れな投資家に対する中立的アドバイスの対価であるべきです。
頭の悪い人間が損をするのは世のならいですが、頭の悪い人を騙していいというきまりなどありません。




…次回は人民元切り上げに関する海外メディアの報道について書きます(予定)。
読売新聞の記事

証券準大手「コスモ証券」(大阪市)で、投資信託の販売の際に次々と別の商品への乗り換えを勧めるなどの「回転売買」が、手数料稼ぎのために繰り返されていた可能性が高いことが、証券取引等監視委員会の検査でわかった。

 販売先の多くは高齢者で、手数料収入は数億円に上るという。監視委は、適正な勧誘を義務付けている金融商品取引法違反に当たるとみて、同証券の行政処分を金融庁に勧告する方針で検査を進めている。

 市場関係者によると、同証券の複数の社員は、2008年秋から数か月間にわたり、同じ投信について、ある顧客には「利益が見込めない」などと別の投信への乗り換えを勧め、一方で、別の顧客には「利益が上がる」などと購入を勧めていた。同証券はそうした取引で手数料を得ていたという。

 また、社員の勧めで一人の顧客が数か月間に数十回にわたって投信を買い替え、計数百万円の手数料を払っていた例もあった。多額の含み損がある段階で売却した顧客もいた。顧客の中には、比較的価格変動の小さい投信を購入して安全に運用しようとしていた年金生活者もいた。

 回転売買自体を規制する法律はないが、監視委は、顧客の知識や財産状況などを考慮せず不利益を与える不合理な取引だったとみている。

 問題の取引が行われた時期は、リーマン・ショックで世界的に株価が下落し、証券業界が厳しい経営を迫られた時期と重なっていた。

 監視委の検査では、本社の営業担当幹部が各支店を通じて回転売買を指示していた。同証券の投信の預かり資産残高はほとんど変化がないにもかかわらず、手数料収入は増えていたという。

 回転売買は、証券会社が手数料を稼ぐ手法として、株取引を中心にバブル期に横行。顧客の不利益につながる恐れがあるとして批判を受け、証券各社は、1990年代初めに表面化した証券不祥事を契機に、自主規制していた。

 同証券経営企画部は「監視委の検査で回転売買ではないかと指摘をされたのは事実だが、組織的ではない」と話している。

 同証券は1917年創業の老舗。04年9月に情報サービス大手「CSKホールディングス」(東京・港区)の連結子会社になった。従業員数は約900人。09年3月期の税引き後利益は108億円の赤字だった。

 ◆投資信託=複数の投資家から集めた資金を一つにまとめ専門家が株や債券などで運用する金融商品。購入の際は元本の数%に当たる手数料を証券会社などに支払う。運用益は分配されるが、値下がりする場合もあり、元本は保証されない。

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テーマ : 株式投資
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