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株式会社コンコードが金融庁から登録取消処分

また投資がらみの事件が発覚しました。

朝日新聞 2500人から40億円 投資ファンドの登録取り消し
金融庁は29日、顧客の出資金を流用するといった法令違反を重ねていたとして、ファンド運営業者のコンコード(東京都渋谷区)に対し、金融商品取引業の登録を取り消した。全国の約2500人から40億円近くを集めていた。顧客への返金も命じたが、多くが戻ってこない恐れがあるという。
(以下略:追記参照のこと)


この事件はいったいどういった内容なのでしょうか?
ネットで採れる資料だけですがちょっと探ってみました。
以下青い字が私の意見と感想です。

さて、株式会社コンコードのサイトはこちら
投資先とされる株式会社ブレストのサイト(会社案内)はこちらです。

未上場株に投資するファンドということで出資を募ったわけですが、ベンチャー企業1社だけに投資するスキームはかなり無謀です。また、1社の株式を取得するだけのファンドで管理報酬年3%は高すぎると思います。

次は決算書を見てみましょう。決算書は法律に基づき監査法人の監査を受けています。
問題のBS投資事業有限責任組合の決算書はEDINET (コードG07252)
BSにはちゃんと投資株式が載っています。ただし投資は増資ではなく、特定株主から発行価額の数倍の価格で譲渡を受けたものと思われます(投資額に比して資本金が小さい)。投資したお金は会社に入っていませんから、未上場企業への投資としては本筋ではありません。

金融庁の処分結果はこちら 証券取引等監視委員会の検査結果はこちら(内容ほぼ同じ) 
その抜粋(正確な内容はサイトをご覧下さい)
(1)ファンドは1口21万円だが、うち12万円は募集した「関係会社」の報酬に消えた
(2)「投資先」の株式は全く取得しておらず、残りの9万円もコンコード関係者が流用した
(3)決算書は虚偽だった
(4)締切後も違法な募集を大々的に行っていた
判定:金商法の登録取消&出資財産返還

これはひどい。
これが詐欺でないなら何が詐欺だかわからないレベル。

ファンドの決算書等々、いろいろ検討しましたが、全部嘘だったんですね。骨折り損のくたびれ儲けとはこのことです。

長くなったので今日はここで切ります。
次回は一般論ではありますが、被害者の採り得る対策とか、騙されない方法について考えようと思います。

金融庁と証券取引等監視委員会によると、コンコードは06年以降、未公開株への投資を名目に複数のファンドを立ち上げ、顧客から資金を集めていた。今月の立ち入り検査で、08年11月以降に519人から6億4800万円を集めたファンドについて、自社の運転資金や役員報酬に流用したほか、顧客に無断で関係会社への販売手数料支払いに回していたことが判明。有価証券報告書も運用実態があるかのような虚偽の記載をしており、金融商品取引法違反にあたると判断した。

 金融庁は「詐欺性の高い悪質事案」として登録を取り消し、顧客に資金を返すよう業務改善命令を出した。ただ08年11月以降のファンドについては、「資金が流用され、ほとんど残っていない状態」という。ほかのファンドも資金がどの程度残っているかは不明で、返金は難航しそうだ。

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テーマ : 投資
ジャンル : 株式・投資・マネー

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