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がまんの代償は適正か?

先日、大和証券から
大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社2013年8月22日満期 期限前償還条項付 日経平均株価参照円建社債(ノックイン50)
を勧められました。 (内容:大和証券
社債と書いてありますが、お金の貸し借りの枠を超えたデリバティブ商品です。
おおまかなルールは

・大和に100万円預ける (預けた日)
・大和は年約4%払い、3年後に100万円返す

ただし
・その間に日経平均が1回でも預けた日の半額になったら
 大和は100万円でなく100万円×(返す日の日経平均/預けた日の日経平均)を返せばいい
・その後日経平均が大逆転して↑の額が100万円を超えても、大和は100万円返せば済む

また
・日経平均が順調に上がっているようなら大和は100万円返してこのゲームをやめられる
…です。

この商品設計を見て私は「こしあんルーレット」を思い出しました。
「こしあんルーレット」というのは箱詰めになった大福の中にごく少数だけ激辛の「はずれ」が含まれているというパーティーゲームです。大勢の人に小さな幸せ、ごく少数の人に大きなダメージがあります。
この商品は通常の相場が続けば何でもない高利の普通社債でハッピーなのですが、「日経平均が今の半分になる」というレアケースが起こった際には激辛のダメージ(たぶん元本半減)があります。
なんか似てるでしょう?

ここからはあくまで1つのシナリオなのですが、
この商品を持っているうちに、1万円だった日経平均が9千円、8千円、7千円と下がってきたらどうなるでしょう?残りの期間が1年でも2年でも、日経平均が半分になるかどうか、心配しながらじりじりとした毎日を過ごさなければなりません。こちら側には4万円払ってやめさせてもらうとか、そういう権利はないのです。
「日経平均が3年で半分になるわけない」と確信できる強い信念の持ち主なら購入してもいい商品かもしれないですが、私にはそんながまんをするのは無理なので、購入をやめました。



…証券投資をする皆様に、今後も市場に棲む悪魔のご加護がありますように。




お金で騙される人、騙されない人

騙されない社会人のための株入門
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テーマ : 長期投資家の避難所
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株主優待は緩やかな終焉へ  

先週あたりからココスジャパン(jQ9943)が急落しています。(ヤフーファイナンス
急落の理由は、株主優待(タダ券)の枚数を激減させたためです(開示)。急落前は20万円で100株買うと毎年1万円の優待がもらえるおいしい銘柄でしたが、優待が1/5になったために魅力がなくなってしまったのです。

そもそも株主優待は個人株主の少なかった昭和時代に、零細個人株主を増やすために設定されたものです。投資の最低単位が下がり、手数料が安くなって個人投資が盛んになった現在では、当初の意義が失われつつあります。また、現物配当という概念が導入された現在では、持株比率に比例しない株主優待には違法性があります(株主平等の原則)。

そういう理由から、株主優待は全体としては廃止・縮小傾向にあります。ココスの例でもわかるように、株主優待の厚い銘柄は業績以上に高く買われているケースが多いので、優待の縮小とか廃止は株価下落要因になります。そのために一度優待を出した銘柄はなかなか優待をやめたり減らしたりすることができなかったのですが、最近ではそうでもなくなったようです。現時点の優待につられると、痛い目にあう可能性も十分にありますのでご注意ください。

では今後も皆様に、市場に棲む悪魔のご加護がありますように。

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価格:800円(税込、送料別)

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