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未公開株販売は詐欺 経営コンサル 賠償ほぼ全額認める 福岡地裁命令

未公開株業者が民事訴訟で全面敗訴したようです。

未公開株販売は詐欺 経営コンサル 賠償ほぼ全額認める 福岡地裁命令 (西日本新聞のサイト

未公開株購入名目の投資話で損害を受けたとして、九州など17都府県の213人が経営コンサルタント会社「人間と産業開発研究所」(大阪市)や関連会社に出資金相当額の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日、福岡地裁であった。高野裕裁判長は「被告側の未公開株販売などは旧証券取引法に違反または、詐欺行為として違法」と判断、原告側の請求をほぼ全額認めて総額2億4820万円の支払いを命じた。
 
(全文は西日本新聞のサイトか、追記をご覧下さい)

世間一般の常識で見れば、至極当たり前の判決です。無茶苦茶な例えで恐縮ですが、盗難バイクで百回くらいひったくりをやって人撥ね殺したら有罪、というくらいのレベルです。

ただ、このことだけは頭に入れておいて下さい。
・無資格業者の未公開株売買は極めて違法性が高い
・うまい話を人に奨める馬鹿はいない
・被告は未だに刑事では裁かれていない模様
・犯罪被害を回復するためには長い時間と費用がかかる
・賠償命令が出ても判決の通りお金が返ってくることは少ない


「老後の資金にと、こつこつ働いてためたお金を一気に失った原告男性(65)」を現世で救うことは、針の穴をラクダが通るより難しいことです。

皆様、くれぐれもご注意下さい。
…来年も皆様に、市場に棲む悪魔のご加護がありますように。


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テーマ : 投資に役立つ最新経済ニュース
ジャンル : 株式・投資・マネー

金融庁がウィズダムキャピタルに業務停止命令

これもちょっと前の話ですが、コンコード事件と似たような事件について金融庁の処分がありました。

ウィズダムキャピタルに業務停止・改善命令 金融庁 nikkei net
 金融庁は3日、投資ファンドのウィズダムキャピタル(東京・中央)に対して同日から3カ月間の業務停止命令と業務改善命令を出した。未公開株に投資するファンドで、本来よりかさ上げした価格で株式を購入。かさ上げ分を購入先から自社に還流させる違法行為をしていた。


金融庁の下した正確な処分内容はこちら
問題の未上場株業者「ウィズダムキャピタル」のサイトはこちら

格安パックツアーに行くと、観光もしないうちから土産屋に連れて行かれて、市価の数倍の値段でチョコレートとかウーロン茶を買わされるって話があります。原価との差額は土産屋とツアコンが山分けにするわけです。
今回問題になった行為はそう考えるとわかりやすいでしょう。

そもそも未公開株に値段をつけることそのものが大変難しいことです。
未公開株のプライシングには
・市場価格がない
・決算など企業情報が実際と異なる確率が非常に高い
・あらゆる意味で企業内容が脆弱である
・未来の価値を加味して現在価値を上回る評価をする必要がある
という問題があります。
ですから通常のベンチャーキャピタルは顧問会計士とは別の会計士(大手監査法人)に会社を調査をしてもらい、正しい会社の資産状況と収支を確認します。その後に事業の価値を加味して会社の評価をします。そして「時価総額○億円だから△千万円出資することで会社のシェアを◇%とります」というように考えていきます(一例)。
そういうプロセスを機関投資家に代わって誠実に行うのがベンチャーキャピタルです。
…それでもよく失敗します。

「ファンドに○万円で買わせるからウチにその△割バックして」みたいな感じで未上場会社やその株主(だいたいが役員)と握ってしまうようでは、出資者はやられ放題です。しかも、そういう取引をするような会社and役員が真面目に事業をやってくれると思います?

未公開株とか未公開株ファンドを個人に勧誘する業者には近付かないことをお勧めします。




テーマ : お金の勉強
ジャンル : 株式・投資・マネー

金融庁がコスモ証券を処分

証券取引等監視委員会が勧告した通り、コスモ証券に業務改善命令が下されました(金融庁の処分内容)。

サイトから抜粋
当社は、投資信託の主力商品として、平成20年11月以降、ブル型・ベア型の投資信託(以下「ブルベア投信」という。)の取扱いを開始し、同21年3月以降は、これに替わり、毎月分配型投資信託の4銘柄(以下「毎月分配型4投信」という。)の販売に注力していたが、当社において、当該主力商品に係る営業に関して、下記のとおり、コンプライアンスよりも収益(手数料等)を優先する考えのもと、法令違反その他の不適当な勧誘行為が業務組織を通して多数行われ、それが看過されているなどといった状況が認められた。(中略)
平成20年11月から同21年8月までの間の2,885顧客に係る取引を検証したところ、収益(手数料等)を上げるため、同一の営業員が同一日において、別々の顧客に対して合理的な理由なく異なる相場観等を伝え、ブル型及びベア型双方につき乗換えを勧誘している事例が、183営業員により1,154顧客に対して合計3,111件認められた。当該3,111件によって顧客が負担した手数料は、総額約237百万円となっている。


おおざっぱに言うと「ブルベア投信」というのを売り、「ブル」を買った客には「ベア」を、「ベア」を買った客には「ブル」を頻繁に奨めて手数料を荒稼ぎしていたわけです。下衆の勘繰りかもしれませんが、「ブルベア投信」を売り始めた時点から回転売買による手数料稼ぎを狙っていたように思います。こういう営業を会社ぐるみでやっていい訳がありません。

処分内容は正直言って「反省文提出」みたいに見えます。でも、金融庁が手ぬるいと批判する気はありません。日本が法治国家である以上、悪を裁くのも大変なんです。本件については問題が指摘され、被害の拡大が止まったことを評価したいと思います。

なお、同時に発表された「コンコード事件」に関してはまた明日以降に書きます。(金融庁発表


ご参考
楽天証券:ネット環境のある方にはお勧めします。私も利用していますが、しつこい勧誘はなどは今のところありません。


テーマ : 株式投資(デイトレ、中長期銘柄)
ジャンル : 株式・投資・マネー

人民元切り上げはいつ、どのくらい?

アメリカが衰退し、ドルが弱くなっていることは誰の目にも見て明らかです。
ところが中国と香港は通貨を事実上ドルペッグにしているので、人民元と香港ドルは経済情勢に関係なく主要他通貨に対して切り下がっていきます。
「それはおかしいだろう、常識的に考えて。」
と思った人は香港ドルを買い始めました。香港ドルはドルとのペッグ水準をぶち切りそうになり、香港の金融当局が毎日のように市場介入を行う羽目になりました(継続中)。
人民元に対してはアメリカ、EU、果てはIMFまでが「サッサと切り上げ!」の大合唱です。それと同時に、中国にもホットマネーが流入し、金融緩和とあいまって資産インフレを起こしそうな状況になってきました。海外の雑音(!?)には動じない中共政権も、どうやら切り上げを真剣に考えるようになってきたようです。

…では海外では人民元切り上げをどう予測しているでしょう?
 私が知っている限りは以下のような感じです。

日系証券会社
2010年末頃に1ドル=6.45元、2011年末に6.1元 (現在6.83元)
欧州系銀行
切り上げの可能性は低い。切り上げても貿易不均衡解消は無理
欧州系証券
2010年対ドルで5%くらい切り上がる
米系証券
人民元切り上げは2010年後半以降
某格付会社
輸出競争力を保つ必要があるので中国は人民元を切り上げられない。

…まあ私が知る限りでは、2010年中頃から後半にかけて数パーセント切り上げというのが多数派のようです。

では、日本在住の庶民が切り上げの恩恵にあずかるにはどんな方法があるでしょうか?
銀行に行って人民元を買って来るなどというのは下策です。FXはよく知らないし、賭博だと思っているのでのでお勧めしません。なお、マンションとか未上場株とか旧満州のガス事業への投資を奨める人はほぼ100%詐欺師と思ったほうがいいでしょう。

私が購入を検討しているのは中国のA株を買うファンドです。具体的には
・上場インデックスファンド中国A株CSI300(東証1322
・上海株式指数・上証50連動型上場投資信託(大証1309
・その他証券会社で買える各種ETF  楽天証券(資料請求ページ)
などです。これなら庶民でもだまされることなく投資することができます
運用する人と売る人が別人だからです


ただし、人民元が切り上げになる確証はありません。また、人民元が切り上げになってもA株が上昇するという確証はありません。つい最近も「中国株は2008年の北京五輪まで大丈夫」なんて言ってたけど、2007年が天井だったでしょう?

…証券投資をする皆様に、市場に棲む悪魔のご加護がありますように。


テーマ : お金の勉強
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証券取引等監視委員会が指摘したコスモ証券の非道な営業とは?

先日の記事で、
「リアル証券の人にとっては、投信を売って3%手数料を取り、儲かったら売らせてまた新しい投信を買わせて3%取り、損したら損切りさせてまた新しい投信を買わせる。それが一番儲かるからです。」なんて書いたら、本当にそういう事件が起こってしまいました。

コスモ証券、「回転売買」で手数料荒稼ぎ 読売新聞
証券準大手「コスモ証券」(大阪市)で、投資信託の販売の際に次々と別の商品への乗り換えを勧めるなどの「回転売買」が、手数料稼ぎのために繰り返されていた可能性が高いことが、証券取引等監視委員会の検査でわかった。
 販売先の多くは高齢者で、手数料収入は数億円に上るという。監視委は、適正な勧誘を義務付けている金融商品取引法違反に当たるとみて、同証券の行政処分を金融庁に勧告する方針で検査を進めている。
中略
監視委の検査では、本社の営業担当幹部が各支店を通じて回転売買を指示していた。
同証券の投信の預かり資産残高はほとんど変化がないにもかかわらず、手数料収入は増えていたという。


証券取引等監視委員会はこう指摘しています。
法令違反その他の不適当な勧誘行為が組織的かつ多数行われそれが看過されているなど、経営管理態勢及び営業管理態勢に重大な不備が認められる状況
コスモ証券株式会社(以下「当社」という。)は、投資信託の主力商品として、平成20年11月以降、ブル型・ベア型の投資信託(以下「ブルベア投信」という。)の取扱いを開始し、同21年3月以降は、これに替わり、毎月分配型投資信託の4銘柄(以下「毎月分配型4投信」という。)の販売に注力していたが、当社において、当該主力商品に係る営業に関して、下記のとおり、コンプライアンスよりも収益(手数料等)を優先する考えのもと、法令違反その他の不適当な勧誘行為が業務組織を通して多数行われ、それが看過されているなどといった状況が認められた。
中略
なお、当社においては、適切な業務運営を図る責任のある社長をはじめとする経営陣が上記のような法令違反その他の不適当な勧誘行為や内部管理態勢の不備につき、これを是正すべく指導・管理をしたというような事情は、今回検査において把握されていない。
以下略  問題の全容は証券取引等監視委員会のページをご確認下さい。

…もうこれは「非道な行い」と言っても差し支えないでしょう。
しかも、こういうことを店ぐるみ、会社ぐるみで行っていたことが大きな問題です。
キレイ言かも知れませんが、店舗展開する「リアル証券」が取る高額な手数料は、資金運用に不慣れな投資家に対する中立的アドバイスの対価であるべきです。
頭の悪い人間が損をするのは世のならいですが、頭の悪い人を騙していいというきまりなどありません。




…次回は人民元切り上げに関する海外メディアの報道について書きます(予定)。

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