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身内に優しい日興証券

日興証券というと、3年ほど前に粉飾まがいの会計処理で上場廃止寸前まで行った事件(追記1参照)が有名ですが、先日また別の不祥事が発覚しました。

日興コーデ元社員逮捕 読売新聞
 証券大手「日興コーディアル証券」高崎支店の元社員(2006年1月懲戒解雇)に架空の投資話を持ちかけられて金をだまし取られたとして、元顧客らが同社と元社員を相手取り計約1億円以上の損害賠償を求める民事訴訟を起こしていた事件で、高崎署は24日、同社の元営業専門社員、三柴勝容疑者(50)(前橋市表町)を詐欺容疑で逮捕した。

 発表によると、三柴容疑者は2005年3月から06年1月に計5回、当時の顧客で同市内の会社役員男性(63)に架空の投資話を持ち掛け、計約730万円をだまし取った疑い。三柴容疑者は取引の実態がないのに、「いい株が買えた」「新規公開株をおばの名義で買った」などと顧客らをだまして早急に振り込むよう促し、契約書などは作成しなかった。三柴容疑者は容疑を認めている。


元社員と書いてありますが、在職中の犯行です。
何か特別の事情がない限り、日興コーディアル証券には使用者責任があり、連帯して損害賠償の義務を負うはずです。(会社法14条:追記2参照)
「社員が会社に黙ってやった事だから」みたいな言い訳は原則として通用しません。

にもかかわらず、民事訴訟が提起されたのはなぜでしょう?
…日興コーディアル証券が損害を賠償していたら、たぶん訴訟は起きていないでしょうね。

私は仕事で日興証券グループの人間と接触した事が何回かありますが、これほど身内に甘く他人に厳しい連中を見たことがありません。
この会社のどこがコーディアル(英cordial:心からの、親切な)なのか、私には全くわかりません。

地獄への道は、どうやらコーディアルな善意で敷き詰められているようです。
皆様もご用心下さい。

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テーマ : 資産運用について
ジャンル : 株式・投資・マネー

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